フアン・ビジョーロは1956年メキシコシティ生まれ。かつてのドイツ民主共和国(東ドイツ)駐在メキシコ大使館の文化アタシェだった。雑誌や数多くの新聞に寄稿。「パウタ誌」の編集長、1995年から1998年まで「ラ・ホルナダ紙」の文化欄付録「ラ・ホルナダ・セマナル」の編集長も務めた。
現在はメキシコ自治大学(UNAM)の文学教授でプリンストン、エール、ボストン、ポンペウ・イ・ファブラ大学(バルセロナ)の客員教授。定期的に「ラ・ホルナダ紙」(メキシコ)と「エル・パイス紙」(スペイン)、「レトラス・リブレス」「プロセソ」「ネクソス」「レフォルマ」各誌に寄稿。
作家、エッセイスト、児童文学作家、ドイツ語と英語の重要作品の翻訳家など、多面的な仕事で様々な賞を受賞。現代ラテンアメリカを代表する作家のひとりとして、益々評価を高めている。